実技で学ぶ循環器疾患に対する基礎知識とリハビリテーション#581
真鍋 周志 先生
理学療法士 / 呼吸療法認定士 / 認定理学療法士(呼吸、循環器) / 心臓リハビリテーション指導士
【運動生理学を実技で学ぶ】がコンセプトの真鍋先生による大人気基礎講習会!!
循環器の勉強で実技?
そう思われる方も多いかもしれません。
ですが、自分たちの身体ほど、運動負荷に対する反応がよい検体はありません。
だからこそ、【実技で学ぶ】ことで、リハビリテーションに必要な【生理学の知識】が身につくのです。
このエポックセミナーを受けると・・・
・循環器疾患の基礎的な病態把握が可能になります。
・運動療法を行う上で必要な運動負荷量の設定をどのようにすればいいか理解できます。
・バイタルの変動に伴う症状の出現について理解を深めることができます。
・実技を通じて学んだことの理解を深めることができます
理学療法士・作業療法士は循環器疾患の基礎知識は必須です
なぜ、クリニックや整形疾患のリハビリでも循環器の知識を学ぶ必要があると言われているのかわかりますか?
それは、主疾患が心疾患でない患者様が多く、合併症として心機能に問題を持っている方も多いため、
心機能の問題がリハビリテーションを進めていく上で阻害因子となることが多いからです。
今回のテーマは心疾患理学療法を進めるにあたっての運動生理学的知識を実技で体験し、理解することが目的になります。
一度身体で覚えた知識や技術はなかなか忘れません。
明日からのリハビリに生かせる生理学、あなたも学んでみませんか?
プログラム
第一部:心臓生理学
循環器疾患の基本的な病態把握のための講義を行います。
医学的所見に基づいた循環器疾患の病態把握や全身状態の解釈に欠かせない内容です。
①心臓の基本的構造(解剖学)
②興奮-収縮連関
③刺激伝導系と心電図
④冠循環
⑤Cardiac Cycleと心エコー
⑥心ポンプ機能の規定因子
第二部:循環器疾患の運動療法
循環器疾患患者における運動療法の考え方、効果などについて講義を行います。
具体的な運動処方について学びます。
①運動療法の効果
②運動療法の安全性
③疾患別運動処方とリスク管理
第三部:運動生理学
なるべく実技での体験を通じて運動生理学の理解を深めてもらいたいと思います。
循環器疾患、特に心不全患者と正常との違いを学んでもらいます。
①姿勢変化に伴うVital変動
②運動様式の違いによるVital変動
③運動負荷試験を模して運動負荷時の反応を考える