2018年11月18日
頸部と肩甲帯の機能解剖と治療実技講習会~頸部が引き起こす問題とは?~#524
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安藤 正和 先生
安藤治療院 理学療法士、鍼灸師
柴本 圭悟 先生
総合上飯田第一病院 理学療法士 / 運動器認定理学療法士 / 体表解剖学研究会講師 / マッケンジー法認定資格
近年、ストレートネックという言葉が世間を賑わせています。
頚椎疾患のリハビリテーションにおいて頸部は脊柱の中でも可動域の大きい関節であり、また同時にとても弱い部分でもあります。
ストレートネックとは、首を前に出した姿勢を長年続けたことにより、緩やかなS字カーブを描くはずの頸椎が、真っ直ぐになってしまった状態です。
ここから肩こりを訴える患者様が外来ではとても多いといわれています。
また、病院に入院している患者様の中でも頸部由来の自律神経失調や頚椎ヘルニアなどの症状を訴える患者様が多く見られます。
これらは頚椎-頭蓋骨間の血流障害を引き起こし、自律神経の中枢である脳幹や間脳の機能低下を引き起こすことで見られると言われます。
運動学的にも、頸部の可動域制限はバランス障害を引き起こします。
なぜなら立ち直り反応は体幹だけでなく、肩甲帯・頸部にかけても起こるからです。
つまり、頸部のアライメント不良が原因で起こる症状は多岐にわたるのです。
これを受ければバランスの評価が格段とわかりやすくなります。
今回は頸部と肩関節にかけての機能解剖学的な知識の補完と、アライメントの評価を徹底的に学び、臨床の中で見られる症状に対してのアプローチを、実技を通じて学んでいただき、日々のリハビリテーションに活かして下さい。
プログラム
・頚部痛、頸部に関連する上肢痛に対する治療の総論
・姿勢観察(座位、立位)
・頸部の骨の触診
・頸部筋の解剖と触診
・頸部の徒手療法、運動療法
・頸部と体幹との関係について(ランドマークからみる観察のポイント)
・頚部痛の予防と姿勢指導について