2018年7月8日
リハビリテーションセミナー 筋力の再考~筋出力としての解釈と治療~#473
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中山 直樹 先生
四国医療専門学校 専任教員 / 脳と動きの研究所 みふぁラボ / 理学療法士
筋力低下には必ず原因がある。では筋力増強に必要な知識とは?
筋力増大運動は理学療法・作業療法・言語聴覚療法の一手段として用いられることが多いにも関わらず、この問いに明確に答えることは意外に難しいのではないでしょうか?
出力された結果としての広義の『筋力低下』の原因には、量的な因子、質的な因子、その他の因子が混在していると解釈できます。
しかしながら、『筋肉が足りないから…』と画一的な筋力トレーニングを行ってしまう患者様・利用者様が多いのも現状だと思います。
また別の要因として、セラピストが必ず運動療法前に行うマッサージ
施術方法によってはそれが筋力を落とす原因になっている可能性があるということをご存知ですか?
逆に触診や施術方法一つ変えることで筋出力を高めることも可能となります。
本リハビリテーションセミナーでは教科書的なものではなく、より臨床に即した視点から『筋力』を再考するとともに、結果としての『筋出力』を変化させうる因子について、明日からの臨床で応用できるように実技を交えながら体感・共有していきます。
プログラム
1.筋力(広義・狭義)と筋出力の再考
2.筋力低下(広義)の原因の臨床的解釈
2-1.構造的因子…筋量
2-2.機能的因子…運動単位の動員、インパルスの発火頻度
2-3.その他の因子…筋・筋膜の粘弾性・滑走性・アライメント、姿勢、情動、注意
3.筋力増大の原理・原則
4.筋出力の即時的な変化と臨床応用(実技含む)
4-1.骨折・変形性関節症に対する筋出力向上のポイント
4-2.脳卒中患者に対する筋出力向上のポイント
4-3.廃用症候群患者に対する筋出力向上のポイント