2018年6月10日
コアアプローチや体幹トレーニングの機能解剖学的な解釈~姿勢や動作改善における体幹機能の究明~#461
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為沢 一弘 先生
京都下鴨病院 理学療法士
体幹は四肢を円滑に動かす上で、スタビリティーとモビリティーの両方が必要であるとされており、
昨今ではコアアプローチや体幹トレーニングが各界で注目を浴びています。
リハビリテーション業界においても整形疾患や中枢疾患、スポーツ疾患でも姿勢の改善やパフォーマンス向上に大きな影響を及ぼすため、重要であるとされています。
しかし一方で、体幹へのアプローチの方法やその重要性は認識していても、体幹の機能や構造、評価方法、アプローチの効果に関して深く追求・理解しないまま、アプローチを行ってしまっていることが多いのではないかと感じます。
また、私自身患者さんのリハビリテーションで次のような疑問を抱いていました。
・体幹筋の筋トレをすると姿勢は本当に良くなるの?
・同程度の筋力でも姿勢のいい人はいっぱいいるのに、本当にこれは体幹が弱いの?
・他の部位の疾患なのに本当に体幹が問題点なの?よくみんながやっている体幹へのアプローチはそれが体幹に効いて改善してるの?
・座位姿勢や立位姿勢改善に必要なのは本当に体幹機能なの?それも間違いなく大事。でもそれだけじゃない、他にも重要な要素があるんじゃないの?
・体幹と一括りにしてアプローチは一様なことが多いけど、体幹の中でも腹筋が弱いの?背筋が弱いの?
左右のどっちが特に弱いの?どうやって評価するの?
体幹トレーニングが適応なのはどんな状態の人なんだろう?
・機能低下が起こっている組織には、どうやってアプローチするのが効果的なんだろう?
今回は、機能解剖学的な観点から、体幹の運動の主軸となる脊柱の構造や体幹の筋、コアアプローチや体幹トレーニング、
そしてそれらが生み出す動作やパフォーマンスについて考え、私なりの解釈と、評価やアプローチについて実技を踏まえてお話できればと思います。
プログラム
・体幹筋の機能解剖
・胸腰椎の構造と評価
・体幹と四肢の運動について
・動作や姿勢における体幹筋の役割について
・体幹へのアプローチ(実技)
