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歩行に繋げる体幹機能の評価と姿勢制御の理解について#460

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弓岡 光徳 先生

大阪人間科学大学 理学療法学科 教授 / 理学療法士

 

 

歩行のリハビリに大切な姿勢制御系についてあなたはどこまで知ってますか?


※少人数限定リハビリテーション実技講習会!お申込みはおはやめに!!



姿勢制御には、代償的姿勢制御(フィードバック系)予測的姿勢制御(フィードフォワード系)があり、

実際の行動では、この2つのタイプの姿勢制御の調整が必要である。

例えば、電車に乗って急ブレーキ急カーブのために起こった姿勢の崩れを調整する場合の姿勢調節は、フィードバック制御である。
また、予測的姿勢制御(フィードフォワード系)の例としては、肩関節屈曲の際に腹横筋は三角筋前部線維よりも前に活動することなどが挙げられる。

また、姿勢制御の戦略としては、

①足関節戦略
②股関節戦略
③ステッピング戦略

の3つがある。

足関節戦略、股関節戦略は重心を支持基底面内に保持する戦略であり、ステッピング戦略は新たに支持基底面を作る戦略である。
足関節戦略は、遠位から近位へと筋活動が起こる。
股関節戦略は、近位から遠位へと筋活動が起こる。
そして、正常では、重心移動が大きくなるにつれて、足関節戦略、股関節戦略、ステッピング戦略に変化していく。

また、さらに、立位・歩行に必要な腰椎骨盤リズム、上肢操作に必要な肩甲上腕リズムなどを基礎知識として理解した上で、
体幹、肩甲帯、骨盤帯から誘導できる基本動作として、寝返り、起き上がり、立ち上がり、歩行動作などの実技練習を行いたい。

また、適時、姿勢制御と運動制御に関する神経機構についても触れていく。





プログラム


10:30-12:00 講義:姿勢制御について
12:00-13:00 昼休み
13:00-14:30 実技:体幹からの誘導による、寝返り、起き上がり練習
14:30-14:45 休憩
14:45-16:15 実技:体幹からの誘導による、立ち上がり、歩行練習
16:15-16:30 まとめ・質疑応答