エポックセミナー

ADL動作や歩行に繋げる!立位バランスの評価とアプローチ#376

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生野 達也 先生

動きのコツ研究所 所長 / 理学療法士

 

 

脳卒中のリハビリテーションを進めるうえで、日常生活動作や歩行の獲得は重要なポイントです。
より質の高い動作を獲得できれば、日常生活における活動の幅は大きく広がり、生活の質の向上にもつながります。

 

日常生活動作や歩行には、立位バランスの質が大きく関わります。

 

キッチンでの調理動作や、洗濯物を干す動作、そしてトイレ動作といった動作には、
立位でのリーチや方向転換などダイナミックな立位バランスが必要となります。
歩行も左右の片足バランスの繰り返しであり、さらに高度な立位バランスが求められます。

 

より安定した立位バランスが獲得できるようにリハビリテーションを進める中で、以下のようなことで悩んだ経験はないでしょうか?

○立位バランス訓練を反復してもなかなか改善しない
○リハビリ室ではバランスが良いのに、生活場面ではバランスが悪い
○リハビリ後は改善しても翌日まで効果が持続しない

 

これらの問題の共通した原因の一つとして、“対象者自身が、「どのように体を使えばうまくバランスを取れるのか」を正しく理解できていない”ことが挙げられます。

 

つまり、【生活の場に応じた適切な運動学習ができていない状態】と言えます。

 

適切な運動学習をすすめるためには、対象者自身が「外在的フィードバックをどのように理解したうえで、どのように体を感じ、使おうとしているか」といった
内在的フィードバックの状況を“対象者の言葉”を通じて把握することにあります。

今回のリハビリテーションセミナーでは、家事動作や歩行に繋がる起立や立位をテーマとしています。

本セミナーでは、あえてセラピストの介助や促通手技などの“徒手的介入が一切ない”状態で、
対象者自身が「こうすれば、体がうまくバランスが取れる」と理解し実践できるようになるための新たな運動学習方法を身につけていただきます。

 

【プログラム】


① 立位バランスと運動学習のメカニズム
② ダイナミックな立位バランスの評価のポイント
③ 一人一人異なる「こうすれば、体がうまくバランスが取れる」と理解し実践できるための運動学習のポイント
④臨床場面の動画紹介と実技

※①~④では、参加者同士がセラピスト役と患者役となって評価や訓練を行いますが、
その都度、相手を変えていくことで「1人1人ことなる感じ方やセラピストの援助方法」をリアルに体感していただけます。
その結果、翌日の臨床現場において具体的な評価や訓練方法の糸口が身につきます。