2017年8月27日

最新ファンクショナルトレーニング~武術を応用したトップアスリートの秘密~#372

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波田野 征美 先生

理学療法士 / Mr.コリとる院長 / Oriental Physio Academy 代表

 

 

ドローインをするとスポーツが下手になると言ったら信じますか?


実はこれは本当のことです。

体幹を鍛える時に「ドローインでお腹を凹ませることで腹圧が上がり体幹は安定する」と言われますが

みなさんよく考えてみてください。

ボディブローを食らう時にあなたはどうしますか?

お腹を凹ませた状態で殴られたら・・・内臓破裂しますよ。

あなたはきっとお腹を膨らませることでパンチに耐えようとするのではないでしょうか?

そうお腹を凹ませて体幹を安定させるなんてのは嘘だったんです。

剛構造と柔構造&体幹の階層構造化


では、どんな体幹を作ったらいいのでしょうか?

それは体幹の柔構造化です。

 

建築の話になりますが

建築には「剛構造」と「柔構造」という構造があります。

前者は分厚い壁で外側を固める衝撃に耐える構造。

後者は揺れることで衝撃を吸収する構造。

この2つの構造を比較した時に前者の剛構造型の建物は簡単に崩れてしまいます。

これを人体に当てはめると・・・

体幹トレーニングで腹横筋に代表されるようなコアユニットを鍛えて安定させようとするのは

まさに身体を剛構造化しているということであり、非常に脆い身体にしているということです。
なので、強い体幹を作り上げるには体幹を柔構造化しなくてはいけないのですが

しかし、体幹を柔構造化しただけでは不十分です。

なぜならここまでの話は3段階ある姿勢制御のうちのLEVEL1とLEVEL2でしかないからです。

不安定を作り出す運動理論


LEVEL1の「姿勢保持」、LEVEL2の「支持基底面内での重心移動」だけでは

実際のスポーツに必要な「移動動作」に繋がらないからです。

では、移動動作とは何なのか?

それは支持基底面を変化させながら重心移動をすることです。

支持基底面を変化させ、新しい支持基底面内に重心を移動させることで「歩く」「走る」が可能になります。

そして、日本のアスリートが世界のアスリートに劣るフィジカルというのは

「当たりの強さ」だけでなく、この移動の「速さ」が決定的に遅いと言われています。

武術にみる卓越した体捌き


近代武道はスポーツ化していますが、古来の武道では「命のやりとり」になることもなり

特に日本の剣術では一瞬の動きで勝負が決まってしまいます。

そんな一瞬の勝負の世界で築き上げられた武術の動きこそが

スポーツに必要な動きになります。

もちろん、本リハビリテーションミナーでお伝えする動きは「速さ」だけではありません。
西洋医学的な運動連鎖で武術の動きを解き明かしているため「力強さ」や「障害予防」にもつながります。

講師はテレビで特集される人気理学療法士


講師はOriental Physio Academy代表の波田野征美先生です。
学生時代は野球、社会人になってからは実業団所属の自転車ロードレーサーとして競技生活をしていく中で従来のトレーニング理論に疑問を抱き、「勝つために本当に必要な動きとは何なのか?」を探求していく中で武術を取り入れた現在の理論にたどり着きました。
感覚的に説明されることの多い武術の理論を理学療法士として運動物理学的に解明し、シンプルかつ効果的なトレーニングはメディアからも注目され、多数の記事を寄稿。
2016年には主要民法テレビ局であるテレビ東京の人気サッカー番組『FOOT BRAIN』でも特集されました。


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