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拘縮の評価・治療のための膝関節の触診技術#360

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猪田 茂生 先生

伊賀市立上野総合市民病院 リハビリテーション課 理学療法士 整形外科リハビリテーション学会 認定指導員A

 

 

正確に触れるかどうかが、治療効果に差が出る理由です!


可動域制限は、私達がリハビリテーションの現場で最もよく遭遇する機能障害の1つです。
治療技術は数多く存在し、それぞれが理論に基づく素晴らしい治療方法です。

 

しかし、これらの治療方法で結果を出すには1つ大事な条件があります。

 

可動域制限の原因となる部位に対して、病態に合った治療内容を正確に施術するということです。
言葉にすると当たり前のことのように感じますが、実際にやってみると「できているつもり」になっていることも少なくありません。

 

関節可動域制限の原因を見つけて改善するためには、
可動域や症状の把握をした後に、正常な運動軌跡での関節可動域が確保できているか、

病状変化、圧痛所見、制限と同時に緊張する組織、起始・停止を近づけた位置での筋緊張、徒手的伸張・弛緩操作による可動域や症状の変化、各組織の柔軟性、運動療法による可動域および動作能力の変化など多くの確認が必要となり、そのほとんどが正確な触診・関節操作技術があって初めてできるものだと言えます。

 

このリハビリテーションセミナーでは、膝関節の拘縮に対する評価・治療につながる触診技術の習得を目標としています。
骨指標を確認後、伸張・弛緩・収縮などの操作をしながら周辺組織の触診をしていきます。
触診技術を活かして実際どのような評価・治療を行ったのかを紹介したいと思います。

何事も技術の習得には多くの練習が必要です。
本を読んで練習することもできますが、触れ方のコツを学び、正しく触れているかの確認をしながら練習すれば、これから何が必要かが見えてくるのではないでしょうか。

【プログラム】


1.膝関節における骨指標の触診
2.正常な運動軌跡での膝関節屈曲操作
3.膝関節伸展機構の触診
4.膝関節屈筋群の触診
5.症例紹介