2017年5月28日
肩関節の機能評価と治療#344
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千葉 慎一 先生
理学療法士 / 医療法人社団裕正会ウェルケアわきた整形外科
痛みのある肩を根本的に治療するために必要な5つの評価技術とは?
病院に来る患者さんは皆、ただ「肩が痛い」としか言いません。
しかし、患者さんの話をよく聞くと痛みが出るタイミングや場所、動作がバラバラであること気付きます。
痛む場所や動作が違うということは、患者さんにより損傷している部位や障害されている身体機能もそれぞれ異なるということになります。
そんな病態も機能障害も、異なる患者さんに同じ内容の訓練を一様に行っても肩の痛みを取り除くことはできません。
患者さんの「肩の痛み」を取り除くためには患者個々に合った治療プログラムを立案する必要があります。
そのために重要なのが評価です。
まず、問診により「いつ」「どこに」痛みが現れるのかを聴取します。
次に疼痛誘発テストなどにより「どこが」責任病巣であるかを確認し、最後に機能評価により「なぜ」その様な病態に至ったのかを考えます。
ここで得られた「なぜ」に対する答え、対策が治療プログラムとなります。
治療手技は何でも構いません。
大事なのは患者さんの肩が「なぜ痛くなってしまったのか」その理由を把握することです。
今回は肩関節に対する評価の一連の流れを実技を中心にご紹介したいと思います。
プログラム
1.肩関節運動の特徴
2.肩関節の運動機能と評価
1)病態診断(疼痛誘発テスト)
2)機能評価
(1)肩甲上腕関節の運動機能と評価
(2)肩甲胸郭関節の運動機能と評価
(3)肩鎖関節と胸鎖関節の運動機能と評価
(4)体幹の運動機能と評価
(5)下肢の運動機能と評価
