2017年1月22日

成人中枢神経障害に対する評価と治療アプローチ~歩行動作を中心に~#299

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弓岡 光徳 先生

大阪人間科学大学 理学療法学科 教授 / 理学療法士

 

 

いまだ!見直そう。歩行の動作分析方法!


 

療法士としてまず最初に聞かれることは【この患者様の問題点は何?】ですよね。

ではあなたはどうやって問題点を導き出しますか?

 

 

歩行の動作分析において重要なことは、立脚期(初期接地・荷重応答期・立脚中期・立脚終期・前遊脚期)と 遊脚期(遊脚初期・遊脚中期・遊脚終期)の歩行周期に分けて考えること、

そして歩行中の身体をパッセンジャーユニットとロコモーターユニットの二つに分けて考えることです。

パッセンジャーユニットは、頭部(head)、上肢(arms)、体幹(trunk)からなり、英語の頭文字を取って「HAT」と呼ばれています。

そしてロコモーターは、下肢のことであり「HAT」を運ぶ機能を持っています。

基本的にパッセンジャーは完全な姿勢を保持しているだけです。
正常歩行では、パッセンジャーへの負担が最小限で受動的にロコモーターによって運ばれる状態が効率の良い状態になります。

 

本リハビリテーションセミナーでは、患者の歩行を理解するために必要な、「床反力」、「ベクトル」、「力のモーメント」、「フォースカップル」、「ロッカーファンクション」、
「歩行時の重心変動の減少」、「立位・歩行に必要な腰椎骨盤リズム」について説明し、中枢神経系障害患者様の異常歩行動作について、どこにポイントを置いて考えればいいのかを評価し治療していく方法を学びます。

 

前回のリハビリテーションセミナーでは内容がとてもわかり易いと好評だった大阪人間科学大学の弓岡先生にご登壇頂きます。

 

プログラム


10:30-12:30 立位での姿勢・動作の評価
12:30-13:30 昼食
13:30-14:30 歩行の準備のための治療手技
14:30-16:00 歩行場面での治療手技
16:00-16:30 質疑応答