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脳卒中片麻痺患者への動作アプローチ~ADL動作への介入方法~#254

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生野 達也 先生

動きのコツ研究所 所長 / 理学療法士

 

ADL動作指導に悩むセラピスト必見!過去受講生が絶賛した効果の高い動作指導方法とは?


脳卒中のリハビリテーションを進めるうえで、日常生活動作につながるための運動学習をすすめることが重要となります。

脳卒中の臨床では、
「立ち上がりや立位といった基本動作はできるけれども、トイレや入浴といった生活場面ではうまくできない」
「セラピストの介助があればうまく日常生活動作ができるが、なかなか介助量が減らない」
「日常生活の中でたくさん反復練習をしているのに、上達しない」

という問題が生じます。

 

これらの問題の共通した原因の一つとして、
“対象者がうまく理解し、動作に反映することができていない”ことが挙げられます。
いわゆる【適切な運動学習が出来ていない状態】です。

セラピストは、個別性のある脳の状態に合わせた運動学習プランを立てることが大きな役割となります。

日常生活動作は、トイレ動作、調理動作、入浴動作など多くの種類が存在します。
一見、異なる動作なので、別々のアプローチをしてしまいます。

しかし、それらの日常生活動作への介入の重要なポイントは、“座位や立位における四肢の動的バランスをコントロールする”という共通点があります。

この共通点をいかに解消していくかが、日常生活動作への介入における重要なポイントになります。

今回のセミナーでは、座位および立位バランスを要し、他の日常生活動作とも非常に関連性の高い「トイレ動作のコツ」を中心に、以下の内容を“実技中心“で身につけていただきます。

内容


①ダイナミックなトイレ動作の場面からどのように評価を進めるか
②各行為レベルにおいて誤った脳内の運動プログラムの原因となる
「正しく感じられていない体性感覚」の評価方法
③一人一人異なる「体性感覚を感じる」ためのセラピストの援助方法
④トイレ動作能力向上へ向けた具体的なコツの活用方法
(方向転換、立位レバー操作、肛門処理、下衣操作など)

①~④では、参加者同士がセラピスト役と患者役となって評価や訓練を行いますが、その都度、相手を変えていくことで「1人1人ことなる感じ方やセラピストの援助方法」をリアルに体感していただけます。
その結果、翌日の臨床現場において具体的な評価や訓練方法の糸口が身につきます。

 

生野先生が教える“動きのコツ”とは?


“動きのコツ”のリハビリは、脳卒中の日常生活動作能力向上のための運動学習理論になります。“動きのコツ”のリハビリは、従来の筋力増強訓練などの“頑張るリハビリ”ではありません。
麻痺による運動障害の原因は、誤った脳内の運動プログラムにあります。個別性のある誤った脳内の運動プログラムを修正することで、「楽に動ける体の使い方(動きのコツ)」を身につけていきます。
脳内の運動プログラムを修正するために、セラピストの援助によって「体性感覚を正しく感じる」ようにすすめていきます。そして、この時の「感じ方」がその方にとっての“楽な日常生活動作のコツ”となります。