理学療法士・作業療法士が覚えておくべきがん関連の認知機能障害に対する評価とリハビリ
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講師:齊田 和哉 先生
広島大学大学院医系科学研究科 助教
作業療法士
※アーカイブ動画にて見逃し視聴が可能です。当日ご参加ができない場合もご安心ください。
近年、がん患者様のQOL維持のためにリハビリオーダーは増えており、
がん患者様を担当するというセラピストも多いと思います。
こうした患者様は
- 脳転移
- 脳炎
- 髄膜炎
- せん妄
- 認知症
の併存はよく知られていますが、
化学療法やホルモン療法に伴う認知機能障害の報告が増えているという事実をご存じでしょうか?
実際日本ではまだまだこの認知度は高くないのが事実です。
がん医療における様々な認知機能障害について我々理学療法士・作業療法士は理解を深め、
いかにリハビリの中で患者様が自分らしく自分で意思決定ができるように
患者様自身の能力維持を進めるとともに、認知機能面に対する評価の考え方が本セミナーでは学べます。
がん関連の認知機能障害で覚えておくべきこととは?
がん関連の認知機能障害(CRCI)は、
がんサバイバーの社会生活を妨げる要因の一つです。
特に、化学療法誘発性の認知機能障害はケモブレインとして広く知られています。
CRCIは脳腫瘍だけでなく、非中枢神経由来のがん、
例えば乳がんをはじめとした泌尿器がん、消化器がん、血液がんなどで報告されています。
国際的には、International Cognition and Cancer Task Force (ICCTF)が設置されており、推奨する評価方法や研究デザインが示されていますが、十分に普及していない印象です。
CRCIの顕在化しにくい理由として、軽微な認知機能障害で気づきにくいこと、がん治療の過程で生じる様々な要因が複雑に関連していることが挙げられます。
これらの認知機能に影響を及ぼす要因を整理することはCRCIの理解を深めるだけでなく、他の認知機能障害を有する疾患の理解にもつながることが期待されます。
本セミナーでは、CRCIとそれを取り巻く要因について解説し、国内で実施可能なCRCIの評価方法や具体的な介入方法を提案していきます。
オンラインセミナーのプログラム
- がん関連の認知機能障害(CRCI)とは?
- CRCIを取り巻く要因
- CRCIの評価方法
- CRCIのリハビリテーション介入と支援
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