訪問心臓リハビリテーションを行う上で学んでおきたい基礎知識
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心臓リハビリテーションの基礎知識と臨床応用シリーズ
講師:真鍋 周志 先生
みどりが丘病院 / 理学療法士 / 呼吸療法認定士 / 認定理学療法士(呼吸、循環器) / 心臓リハビリテーション指導士
※アーカイブ動画にて見逃し視聴が可能です。当日ご参加ができない場合もご安心ください。
理学療法士・作業療法士必見|訪問リハビリで心臓リハビリを継続しよう
“退院後に心リハをどのように継続して良いか分からない”
このような悩みは多いと思います、実際私も悩むことがあります。
運動療法だけなら自分でもできますが、心リハという考え方から言うと退院後しばらくはフォローしてあげることが望ましいと言えます。
- 訪問での心リハってどのようにされているのか分からない
- 地域においては心リハより生活リハが重要だと思っている
このような方は一度当セミナーを受講してみて下さい。
生活リハはもちろん大事です。
それと同じくらい循環器疾患患者さんのQOLにおいて心リハも大事なのです。
心臓リハビリで心不全患者さんの健康寿命を延ばすためには?
訪問分野の心リハは
“「急性期治療後の疾病管理が不安定な時期に適切な疾病管理をサポートしつつ、高齢もしくは複合疾患を併存する重症心疾患患者の身体機能やADLの再獲得を援助し、在宅サービスへの移行を円滑に進めること」”
【齊藤正和:在宅心臓リハビリテーションの実際と展望.理療ジャーナル 2012; 46: 811–816】
と定義されています。
心リハというとエルゴをこいだりトレッドミルを歩いたりばかりしているイメージがあるかもしれません。
もちろん、訪問心リハでもやりますが、それだけではなくもっと包括的な意味を持っています。
超高齢社会において地域包括ケアシステムの中で心不全患者さんが生きていくためには、心リハの考え方を取り入れた方がより良いと考えています。
回復期から訪問につなぐケースは多いと思います、心不全の方こそ訪問につなぎませんか?
オンラインセミナーのプログラム
- 地域における心臓リハビリテーション
- 訪問心臓リハビリテーション
- 包括的疾病管理プログラム
回復期セラピストのための心リハシリーズをまとめて受講しよう
全6回のシリーズを通しての到達目標は
“回復期リハビリテーション病棟において自信をもって心リハを提供できるセラピストになる”
ことです。
そのためにご用意しました各プログラムの概要は以下の通りです。
詳細な説明は各セミナーページに記載してあります。
シリーズセミナーのプログラム
1日目 循環器の解剖生理学
2日目 循環器疾患の病態生理学
3日目 回復期における心臓リハビリテーション
4日目 回復期における循環器疾患のリスク管理
5日目 患者教育・生活指導
6日目 訪問心臓リハビリテーション
循環器の解剖生理学
これから心リハを学んでいくうえでたくさんの循環器に関する知識が必要になります。
1日目は主に循環器の基礎的解剖学と循環生理学についてお話をします。
- 循環器を学ぶ上で知っておきたい循環器の解剖学
- 心臓の構造と機能
- 血管の構造と役割
- 冠動脈
- 刺激伝導系
- 循環器を学ぶ上で知っておきたい循環生理学
- 血圧の調節機序
- 心拍数の調節機序
- 運動時の血流調節
循環器疾患の病態生理学
心リハの対象は循環器疾患です。
リスク管理のためにも疾患の特徴と簡単な病態を学びます。
- 虚血性心疾患の病態生理学
- 弁膜症の病態生理学
- 心不全の病態生理学
- 不整脈の病態生理学
回復期における心臓リハビリテーション
心リハって何なのか、どのようなリハビリテーションなのか。
回復期リハビリテーション病棟において知っておいて欲しい心リハの内容をお伝えします。
- 心臓リハビリテーションとは
- 心臓リハビリテーションにおける目標・Goal設定
- 心臓リハビリテーションの効果
- 回復期リハビリテーション病棟での心臓リハビリテーション
- 心不全の既往のある大腿骨頸部骨折症例
- 心筋梗塞と脳梗塞を併発した症例
- ADLが低下した重症心不全症例
回復期における循環器疾患のリスク管理
急性期病棟と違い、医学的データが少なくなる回復期リハビリテーション病棟においてはリスク管理も大変です。
やはり、患者さんから得られる情報をキャッチすることが大切だと考えます。
- 循環器疾患のリスク管理の考え方
- 循環器疾患のフィジカルアセスメント
- 視診;頚静脈怒張 浮腫 末梢循環
- 聴診;心音
- 触診;冷感 検脈
- 打診;心濁音
患者教育・生活指導
心リハにおいて患者教育は非常に重要です。
長期間患者さんに接することができる回復期リハビリテーション病棟において適切な患者教育を実践しましょう。
- 虚血性心疾患二次予防
- 心不全再発予防
- 運動処方
- 栄養指導
訪問心臓リハビリテーション
心リハは入院期間中だけ行えば良いというものではありません。
退院後も継続して心リハを実践するために訪問リハビリを活用しましょう。
- 地域における心臓リハビリテーション
- 訪問心臓リハビリテーション
- 包括的疾病管理プログラム
最後に
高齢化を土台とする循環器疾患は当面の間増加することが予想されます。
循環器病対策基本法が施行され、国としても循環器病への対策に乗り出しています。
心不全を代表とする心疾患に対応できるメディカルプロフェッショナルの育成は大きな課題です。
その中で、理学療法士、作業療法士は医療と運動の専門家として必ず役に立つことができると信じています。
1人でも多くの方に当セミナーをご受講頂きこれからの時代に対応できるセラピストになって頂けますと幸いです。
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