2015年10月25日

アロマテラピーを用いたリハビリテーションアプローチ法#162

販売価格 価格 ¥0 通常価格 単価  あたり 

税込

菊地 スミエ 先生

アロマヒーリング考案者

心身ともに関わりが必要なリハビリテーションの現場で、セラピストとして何かもっと出来ることがあるのではないかと言うあなたへ。


臨床において、このような悩みはありませんか?


・患者さんのメンタル面が落ち着かなくて、何も介入できない…
・痛みへの"不安"が患者さんの筋緊張を高めていることは分かるけど、何をしてあげたらいいか分からない…
・慢性期で患者さんの覚醒や意欲が低くて、積極的にリハビリが行えない…
・自分自身のコミュニケーションや触診技術に不安がある…
・正直、自分自身が疲れていて患者さんへのリハビリどころではない…


ストレスケアが重要視されている現代では、アロマテラピーの効果は多方面において認められています。アロマテラピーは、心の癒しとして一般に利用されています。この癒しの効果を脳科学、心理学から考えるとリハビリテーションにおいて、治療の観点から考えても、とても有効な手段であることが分かっています
セロトニン研究の第一人者東邦大学名誉教授、有田秀穂医師(MART監修、協力)は、人はストレスを緩和するために、セロトニンというホルモンが分泌されていると明言しています。脳内環境を整えるためのセロトニンは、脳幹の縫線核という場所から放出していると報告されています。また、この縫線核は、記憶や感情を司る視床下部や大脳辺縁系との繋がりが強固であることが分かっており、人が感じるストレス、快—不快の感情は、この大脳辺縁系で感じています。



嗅覚刺激は、嗅神経からダイレクトに大脳辺縁系への刺激が入り、脳環境全体に影響します。アロマからの快適な刺激が入ることで、脳環境は活発化してきます。
また、認知症予防、改善に対してもアロマテラピーは有効であると、鳥取大学医学部の浦上克哉先生が報告して話題となっております。



(ABC朝日放送「たけしのみんなの家庭の医学」より引用。)

認知症は、記憶を司る海馬の萎縮やダメージが原因であるという報告が一般的ですが、近年の研究で認知症を発症すると最初にダメージを受けるのは海馬に直接繋がっている、においを感じる【嗅神経】であることが分かってきました。嗅神経のダメージが海馬に伝わり、その他の脳の部位にも影響し、認知症が悪化します。嗅神経は他の脳神経とは例外的に異なって再生能力が高く、嗅神経を刺激することでその機能を再生させればそれに繋がった海馬も活性化させ認知症の予防・改善に繋がるという報告があります。

身体の状態と精神状態の関係性は非常に深いものがあり、リハビリを受ける患者様の精神状態へのアプローチは、リハビリテーションの現場においても重要視されてきています。

なぜ、この二大講師から受講すべきか?


今回、メディカルアロマリハビリテーションの講師を努めて頂くのは、リハビリ関係者ではありません。実は、IAIRの講義のなかに、アロマを導入しているのはご存知ですか?大塚先生の助言のもと、環境にアプローチするアロマを行うことで、学習能力が32%向上することが報告されています。アロマを空間に取り入れることで、講義中の集中力、施術練習時の緊張緩和を生み出し、テクニックの習得力アップを図っております。  

また、菊地先生から教えを受けた東北支部長の渡邉、関東支部インストラクター中澤は、個別にアロマを用いたコーチングを行い、練習生さんや、患者さんのパフォーマンスを引き出すセッションをおこなっております。一人ひとりにあったアロマを提供することで、対象者の方の本来の能力を発揮させるスキルを身につけております。  全体と個別、この二つのアプローチ方法を簡易に手に入れ、現場で使う方法が、今回のMART入門セミナーなのです。

このセミナーを受講して学べること、得られること


・アロマテラピーのリハビリテーションへの応用
・脳科学、心理学に基づいたリハビリテーションのスキル向上
・患者さんの覚醒、意欲の向上reda3e
・セラピストの触診技術の向上
・コミュニケーション能力の向上
・セルフでのストレスケア

講義内容


<座学>
・アロマテラピー概論(精油学)
・脳科学(セロトニン脳)、心理学(顕在意識、潜在意識)

<実技>
・アロマテラピーを用いたワーク
・アロマスプレーの作成
・アロマハンドトリートメント