2015年10月4日

Activityに繋げるための体幹トレーニング~坐位・立位など高い重心位置での体幹制御をどう獲得させるか~#157

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小滝 昌彦 先生

からだコンディショニングルームPNF研究所西宮 所長 / 理学療法士

 

姿勢における体幹の評価は、重要だと考えているセラピスト必見!


 

重心の変化に伴う姿勢制御の難しさ。その具体的な評価・治療とは?

 

立位・歩行動作のように、重心移動を伴う支持基底面の変化に伴って
筋緊張のコントロールが難しくなる症例は臨床上よく目にすることがあると思います。
安定した重心移動を獲得できなければ応用動作に影響を及ぼし、
非効率的な動きを作ってしまうことが多くあります。

 

体幹の役割はとても重要であると認識しているセラピストは多いと思います。

しかし、体幹の治療をする際に、その治療方法は運動学的・解剖学的に
根拠を持ったリハビリテーションができているでしょうか?

 

たとえばhip up動作1つとっても、膝・股関節の屈曲角度・外転角度を変えるだけで、
筋の働く場所、収縮様式、負荷量は容易に変えることが出来ます。
座位でのアプローチも、上肢の重みや座面の高さ一つ変えるだけで治療効果は変わります。

 

何気なく行っているプログラムは、しっかりと考えて立案された方法でしょうか?
そこに解剖学や運動学の知識は十分に活用されているでしょうか?

 

本セミナーでは、これら一つ一つを根拠を持って評価・治療する思考プロセスを学び、
座位から立位にかけての、より高レベル課題に対する評価方法の推論方法、治療技術の習得を目的にしています。

理学療法士、作業療法士はもちろん、言語聴覚士の方においても
臨床上、重要な役割を果たしている体幹機能。

姿勢を整えるために必要な評価技術・治療技術を問わず学んで頂ける内容であると考えています。

今だからこそ、今のうちに基本動作の適切な評価を学んでみませんか?

概要


体幹へのアプローチをActivityに繋げるためには、機能解剖から姿勢制御に至るまで幅広い視野での知識を得ることはもちろんです。
しかし臨床家はこれらを目の前にいる一人一人の患者に適応するために技術を統合していくことが重要になります。

今回は坐位から立位にかけて高い重心位置での体幹制御方法を学んでいただきます。

普段何気なくやっている体幹へのアプローチをどのように組み立てれば結果の出るアプローチに繋げることができるのか、
新しい知見を得るだけでなく、当たり前のことを当たり前にできる思考プロセスを実技を通して学習して頂きます。
机上の学習では得れない本物の技術を体験してください。

プログラム


1.そもそも体幹機能とはなんなのか?
機能解剖と体幹機能
運動制御と体幹機能
体幹機能と環境適応

2.体幹機能を向上させるには?
固有感覚を刺激する
坐位から立位にかけて高い重心位置での体幹制御及び四肢との連携をどう獲得させるのか