2015年9月13日

脳卒中片麻痺患者に対する反復促通手技~6ヶ月の壁を乗り越える新しい治療技術をあなたに~#153

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大郷 和成 先生

作業療法士 / 促通反復療法 講師 /作業療法による健康を考える会 代表

 

【新人から知っておきたい片麻痺に対するアプローチ法】


 

脳卒中等の中枢神経疾患では、様々な症状が現れます。
その中でも、リハビリテーションセラピストとして必ず評価・アプローチしていくべき症状があります。

 

それは「片麻痺」です。

 

基本動作、歩行、日常生活動作など全ての動作・活動において「片麻痺」は大きな影響を与えます。
そして、脳卒中を含めた中枢神経疾患の患者様が特に多いリハビリテーションの分野では、理学療法士、作業療法士問わず、片麻痺に対するアプローチ方法は必要不可欠のスキルと言えます。

 

今回は、促通反復療法インストラクターとして、神奈川県を中心に全国的にご活躍されている大郷先生をお招きし、
「脳卒中片麻痺患者」に対する促通反復手技をご講義頂きます。

 

これから「片麻痺に対する治療手技・アプローチ」を学びたいという方はもちろん、現在、片麻痺に対するアプローチでお悩みの方も、
この機会に本セミナーを受講されてみてはいかがでしょうか?

 

 

~6ヶ月の壁を乗り越える新しいリハビリ技術~


脳科学の進歩によって、脳の一部が破壊されても、損傷を免れた他の部位が、損傷された部位の役割を代行する能力、
可塑性があることが明らかになり、いくつかの麻痺を回復する治療が試みられています。
可塑性発現は使用頻度に依存するため、麻痺を回復させるためには、麻痺した上肢、 下肢を他人の介助を受けながらでも繰り返し動かす努力が必要です。

 

『促通反復療法』

 

片麻痺の回復に役立つ促通手技は、治療者が麻痺した手足を上手に操作して患者さんが意図した運動を実現できる手技、つまり、意図した運動の実現に必要な神経路だけに興奮を伝えることができる手技だけです。
促通反復療法は、鹿児島大学病院霧島リハビリテーションセンター、元センター長・川平和美名誉教授により開発され、脳卒中の身体麻痺や回復されにくいといわれる麻痺側上肢・手指にも大きな改善結果をもたらしており、多方面から注目されています。

 

本講師は、霧島リハビリテーションセンターで研修を受け、全国で行われている促通反復療法講習会のインストラクターも務めています。
本セミナーは、臨床の現場で、より実践的なアプローチが出来るようになるために、実技を中心とした促通反復手技の獲得・実践のための講義となっております。

 

【プログラム】


・脳卒中片麻痺回復の理論と実際(講義)
・上肢の反復促通手技
・手指の反復促通手技
・下肢・歩行の反復促通手技
・まとめ・質疑応答