2015年9月13日
運動学に基づいた治療アプローチ~下肢運動器疾患の姿勢制御について~#152
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山川 雅史
りんくう総合医療センター 理学療法士
姿勢制御を評価するために必要な基礎知識とは
下肢運動器疾患の治療を進めていく上で
必ず問題となる姿勢制御機構によるバランス能力の低下
不安定な動作を評価する際、
あなたは姿勢制御の問題点を適切に説明ができますか?
たとえば座位姿勢における側方リーチの際の体幹伸展機構・頸反射、
歩行動作時の立ち直り反応や足部、股関節のストラテジー機構など
各々の動作において、筋出力を調整する制御機構の働きは重要です。
その姿勢制御を調整するために必要な知識、そして運動療法を進めるにはどのようにすればよいかそれを考える内容となっています。
本セミナーは主にバランス反応を中心にご講義いただきます。
12月に本セミナーの発展版として、歩行動作におけるバランス反応と運動療法と言うテーマでセミナーを開催しますので、ぜひ合わせて受講をご検討ください。
概要
バランス障害はリハビリテーション現場において加齢による影響や脳血管障害などあらゆる疾患において認めます。バランスの概念から最新知見を提示し、エビデンスに基づく思考過程の紹介からバランス能力向上に向けた運動療法の工夫について紹介したいと考えています。