薬膳アドバイザー資格講座 (秋季講座)#139
阪崎 義勝 先生
EPoch 東洋医学課マネージャー/国際薬膳師/全日本薬膳食医情報協会認定講師/
ストレスの多い現代社会では、肩こりや腰痛、冷え性などに悩まされている方も多く、常に体のメンテナンスが欠かせません。
そんな日々のメンテナンス(養生)として、中医学理論に基づいて自然を重視し季節や人それぞれの体質、体調にあわせて日々の食事から
健康維持、病気の予防や回復を目的とする美味しい料理を「薬膳」といいます。
予防医学 ― 未病 ― の基本
「病気になってからの対応」ではなく「病気にならないための方法」を実践していただくことができます。
― 美しく生きる ― の基本
美しい人は普段の生活から色んな事に気をつけています。
本当の美しさは健康の上に成り立つことを知っているからです。
医療・介護・福祉従事者、ヨガ・フィットネスインストラクター、リハビリテーションスタッフとして、
クライアントや生徒さんの日々の体調の変化に気づくことは非常に重要です。
現場では「冷え性」や「倦怠感」などを相談されることは少なくありません。
中医学と薬膳の知識を用いて日々の体調を評価、把握し、評価技術を高めるだけでなく、
食生活改善やコミュニケーションツールとして用いることで信頼関係向上にもつながります。
もちろんご家庭や日常にも薬膳の知識は気軽に食生活にとり入れていくことで体質改善や、
体調の変化を未然に防ぐことにもつながります。
薬膳アドバイザーとは
薬膳アドバイザーとは、薬膳師初級の薬膳知識 を習得し、ご家庭の食事から季節にあわせて簡 単に薬膳料理を作ることができ、
「病気になってからの対応」ではなく「病気にならないため の方法」を実践する力を学んでいきます。
薬膳アドバイザーは、中級資格である「薬膳インストラクター講座(4月開講)」の受講資格を取得します。
薬膳インストラクター講座では、医療・介護・福祉機関、ヨガスタジオ、フィットネスクラブや飲食店などで、習得した知識や技術を季節だけでなく、
「人それぞれ」に応じて判断(弁証)し活かすために中医学の基礎理論を中心に7教科を幅広く学んでいきます。
「薬膳インストラクター」資格は薬膳師上級資格である「国際中医薬膳師」(薬膳インストラクター取得後臨床実習必要)、
「国際薬膳調理師」の受験資格となります。
プログラム
第1回 薬膳とは (食物の性質と作用/陰陽五行論)
第2回 気血津液論/経絡
第3回 薬膳の設計とまとめ
