薬膳インストラクター資格認定講座#138
阪崎 義勝 先生
EPoch 東洋医学課マネージャー/国際薬膳師/全日本薬膳食医情報協会認定講師/
ストレスの多い現代社会では、肩こりや腰痛、冷え性などに悩まされている方も多く、常に体のメンテナンスが欠かせません。
そんな日々のメンテナンス(養生)として、中医学理論に基づいて自然を重視し季節や人それぞれの体質、体調にあわせて
日々の食事から健康維持、病気の予防や回復を目的とする美味しい料理を「薬膳」といいます。
予防医学 ― 未病 ― の基本
「病気になってからの対応」ではなく「病気にならないための方法」を実践していただくことができます。
― 美しく生きる ― の基本
美しい人は普段の生活から色んな事に気をつけています。
本当の美しさは健康の上に成り立つことを知っているからです。
医療・介護・福祉従事者、ヨガ・フィットネスインストラクター、リハビリテーションスタッフとして、
クライアントや生徒さんの日々の体調の変化に気づくことは非常に重要です。
現場では「冷え性」や「倦怠感」などを相談されることは少なくありません。
中医学と薬膳の知識を用いて日々の体調を評価、把握し、評価技術を高めるだけでなく、
食生活改善やコミュニケーションツールとして用いることで信頼関係向上にもつながります。
もちろんご家庭や日常にも薬膳の知識は気軽に食生活にとり入れていくことで体質改善や、体調の変化を未然に防ぐことにもつながります。
薬膳インストラクターとは
薬膳インストラクター講座では、医療・介護・福祉機関、ヨガスタジオ、フィットネスクラブや飲食店などで、
習得した知識や技術を季節だけでなく、「人それぞれ」に応じて判断(弁証)し活かすために中医学の基礎理論を中心に7教科を幅広く学んでいきます。
薬膳に関する基礎知識から中医学の基礎知識、症状別薬膳レシピ、疾患別薬膳レシピなど専門的知識と薬膳料理の調理技術を備えていることを証明する資格です。
医療、福祉、介護、食品、フィットネス関係の方のプラスαの知識としても推奨している資格です。
仕上げとして「弁証施膳」(個人の体質、症状を診断したうえでの薬膳レシピの組み立て方)を学びます。
薬膳インストラクター資格認定試験に合格することで、最終目的である上級「国際薬膳調理師」の受験資格が得られます。
プログラム
第1回 薬膳学・中医学基礎理論/陰陽五行論
第2回 気血津液論/蔵象論
第3回 病因(疾病を引き起こす原因)/経絡/病機(発病の原理)
第4回 中医診断学/弁証
第5回 中薬学/方剤学
第6回 中医営養学/中医薬膳学
第7回 まとめ
第8回 模擬試験及び解説
