Activityに繋げるための体幹へのアプローチ#128
小滝 昌彦 先生
からだコンディショニングルームPNF研究所西宮 所長 / 理学療法士
身体の幹、それは、動きの要
どのような整形外科疾患でも、中枢神経疾患でも、必ず体幹の評価をしなければいけません。
治療を進めるためには、四肢の動きを決定づける体幹機能を、如何に効率よく、エネルギー効率を最小限に抑えて働かせることを考えていく必要があります。
しかし、臨床の中では比較的重要であると同時に、評価手法が多岐に渡り、詳細な部分を省いてしまっていることも事実です。
「体幹の評価って何をすればいいの?」
という新人さんの悩みから
「もう少しパフォーマンスを高めたい」
「動きの巧緻性をもっと出したいけど、なかなか出ない」
という臨床的な悩みが数多くみられるのではないでしょうか?
今回は、PNF研究所西宮所長の小滝昌彦先生にお越しいただき、体幹機能を1から評価する手段と共に、
いかにリハビリテーションの中で四肢を有効に使っていける体幹を評価・治療するかをご講義頂きます。
【概要】
体幹へのアプローチをActivityに繋げるためには機能解剖から姿勢制御に至るまで幅広い視野での知識を得ることはもちろんですが、
臨床家はこれらを目の前にいる一人一人の患者に適応するために技術を統合していくことが重要になります。
いわゆるHow toものではなく、考える力を身につける研修会にしたいと思います。
本セミナーでは体幹機能の機能解剖学と共に、姿勢制御のメカニズムからアプローチをお伝え致します。
1.そもそも体幹機能とはなんなのか?
機能解剖と体幹機能
運動制御と体幹機能
体幹機能と環境適応
2.体幹機能を向上させるには?
固有感覚を刺激する
Activityに繋げるためのベッド上での体幹へのアプローチ
四肢と体幹の連携・連結を強化する
ADLトレーニングと体幹へのアプローチ