体感し理解する!疼痛の基礎メカニズムと治療について#120
藤本 太郎 先生
株式会社 スイッチオンサービス リハビリテーション部 部長
整形疾患や脳血管障害にみられる痛みの基礎的メカニズムを学ぶ。
病院に関わる医療従事者すべてのスタッフにとって、【痛み】と向き合うことは永遠の課題であるからこそ、
痛みの知識と治療技術を、あなたには基礎から重点的に学んでほしい
まず、なぜ痛みが発生しているのか?(発生機序)
次に痛みのメカニズムはどのようにして発生しているのか?(発生メカニズム)
最後に、どのようにすれば痛みを抑えることが出来るか?(痛みの治療メカニズム)
痛みとは、外傷だけではありません。様々な要因によって引き起こされています。
脳血管障害に起こる夜間痛
亜脱臼時の肩の痛み
整形外科疾患の鋭痛と鈍痛、慢性痛
終末期のガン性疼痛
頭痛、腹痛、筋肉痛、神経痛、精神痛etc...
これらの痛みはどのようなメカニズムで起こっているものなのでしょうか?
本当に不定愁訴の一言で済ましてしまっていいのでしょうか?
痛みのメカニズムを理解することで、その痛みの種類を理解することが出来ます。
痛みの種類を理解できれば、治療を進めるために必要な知識や技術が理解できます。
痛みを取ることが出来れば、患者様とのラポールも容易に取ることが可能でしょう。
今回は、難しいと思われがちなリハビリテーション現場で必ず見られる疼痛の基礎知識やメカニズムについて、
国際疼痛学会での発表も経験されている藤本太郎先生をお招きし、
自分の体を使ったワークを駆使した理解の深まる講義をして頂きます。
さらに、疼痛を持つ方の行動を変化させる『声かけ』や『意識の向け方・誘導方法』など、
実際の臨床で活かせる具体例をご紹介頂きます。
【概要】
臨床現場で捉えにくい痛みについて、人体のメカニズムとしてどのように痛みが発生しているのか?
基本的な理解から紐解いていきます。
痛みに対する介入は様々なものがありますが、クライアントの行動や痛みに対する認識に着目し介入することは、
特に回復期リハビリ病棟や維持期の病院・施設で働くセラピストには必要な技術であると考えます。
基本的な疼痛メカニズムの理解を踏まえた上で、痛みを持つ方に対してどのように介入するのか?
どのように行動を変化させ、疼痛によって起こる問題を改善していくのか、を講義致します。
【プログラム】
疼痛の基礎メカニズムおよびその治療方法について
疼痛に対する認知行動的介入について
服薬内容について
※本セミナーは座学が中心ですが、一部実技を含みます。