2015年4月26日
肩関節の触診と治療アプローチ#119
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鵜飼 建志 先生
中部学院大学リハビリテーション学部 理学療法学科 准教授
できるセラピストは【触診技術】が高いのです。
肩関節は6つの関節からなる複合体を呈しています。
また、そこには数多くの筋・靭帯・関節包が付着しており、複雑な動き必要とします。
これらを細分化して評価・治療を進めることはセラピストに求められるにもかかわらず
細かい触診が苦手なセラピストを数多く目にします。
〇治療効果を高めるために、必要なことは何でしょうか?
→まずは【細分化した評価が出来ること】です。
〇細分化した評価が出来るようになるにはどのような技術が必要でしょうか?
→それは【確かな触診を身に付けること】です。
肩関節の評価・治療を行う際、肩甲骨の固定・上腕骨の操作は、肩関節を診る上での基本動作であり、触診技術は必須です。
その誘導方法や触れるかどうかが治療効果を決定すると言っても過言ではありません。
また触診技術を高めることのメリットとは、筋肉の緊張や圧痛所見を確認でき、
滑液包や脂肪体などの硬さ、癒着の有無を確認出来るなど、評価の精度、治療効果を高めることが出来ます。
【触れる】ことのできるセラピストは【治せる】ことのできるセラピストなのです。
今回は、肩関節の触診技術を高めるため、そしてリハビリテーションアプローチに必要な基礎解剖学・運動学を含めた触診技術を身につけていただきます。
講義の中では、時間があれば腱板損傷の症例を提示していただき、ご講義を進めていただこうと思っております。
ぜひ触診技術を獲得し、確かな評価・治療ができるようになる一日にしていただけたらと思います。