2015年3月8日
『ADLに繋げる!脳血管疾患に対する上肢機能への評価・アプローチ』#112
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石原 武幸
作業療法士
【脳血管障害後の患者様の上肢機能を効率よく働かせるためには?】
上肢帯の各関節には役割が存在します。
肩は手を伸ばす大体の方向を決め、肘は対象物や目標地点までの距離を決め、前腕・手関節で微調整を行い、手指により目的を達成させます。
それぞれの関節が役割を担うことで、動作が完了するのです。
もしあなたが、あなたの患者様のリーチ動作を向上させたいと思うのであれば、 まずは各関節の機能をしっかり捉える必要があります。
今回は脳血管障害後の上肢機能をどのように評価・治療を進めていくか、症例を通じてご紹介していただきます。
【概要】
脳血管障害後の症例の上肢機能が著しく低下してしまうことは臨床上良く遭遇すると思います。
回復期・維持期リハビリテーションでもニードとして上肢機能の回復・動作の再獲得は上位に 挙がってきます。
上肢機能のアプローチに対して、各関節の基礎解剖・運動学を踏まえた理論立てられた治療は行えていますか? 空間内で自由に手・上肢を使用するためには様々な身体機能を必要とします。
今回は上肢関節の基礎を学ぶとともに、上肢機能向上のために必要な評価の視点と介入方法について、講義・実技を行います。
内部環境としての股関節・骨盤から上肢の土台となる脊柱・胸郭までの評価的視点と介入方法や、局所治療としての関節拘縮に対する手技まで幅広く臨床で活かせる視点と技術を取得して頂きます。
【プログラム】
1.上肢帯各関節の基礎解剖・運動学(講義)
2.脳血管障害後の上肢機能低下の考え方(講義)
3.上肢機能向上のための介入方法(実技)
・股関節・骨盤帯からの上肢機能のリハビリテーション
・脊柱・胸郭からの手技
・ADL獲得のための上肢動作の誘導
・各関節拘縮(肩・肘を中心に)に対する治療手技