体幹の評価と治療アプローチ~運動連鎖から診た全身のみかた~#107
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堀江 直樹 先生
理学療法士
体幹は鍛えるものではなく、整えるものである。
「体幹の固定性が低くて・・・」
という評価を、誰もが一度はしたことがあるのではないですか?
しかし考えてみてください。
腹式呼吸はできるし、腹部の収縮も臥位で認められる。
そして比較的収縮力も強い。
ではなぜ動作の中で体幹がうまく使えないのでしょうか?
体幹部の評価を考える為に必要なことが3つあります。
・体幹単独では評価をしない
・固定性と安定性の違いを明確にする
・脊柱の動きから波及する四肢の動きを考える
しかし、これらをココで全て理解するのは非常に難しい作業です。
今回は、全国で多数のセミナーで講師を務められ、自身でも「堀江塾」という少人数のリハビリテーションセラピスト育成セミナーも開催されている堀江先生をお招きして、
体幹の治療を通じて、今まで得てきた知識と技術の統合方法についてもご講義頂きます。
今まで多くのセミナーに受講され評価と治療を関連付けることが難しかった方、
今後いろいろなセミナーに参加されることを検討されている方にはオススメのセミナーです。
概要
体幹には複数の関節があり、筋骨格の知識を整理するだけでも、かなりの情報量になってしまいます。
さらに、四肢と体幹の関係性を加えて行くと、知識の整理だけでも非常に難しくなってしまいます。
本セミナーでは、体幹の基本的な筋骨格系の理解と共に、発達学的な視点から評価・治療をする方法を学びます。
また、動きの連鎖についても整理をしていきます。
最近のセミナーでは、内臓や皮膚、神経機能など多様な情報が紹介されるようになってきました。
代替医療の観点からは、東洋医学の経絡を利用したアプローチなど、多様な情報が紹介されています。
「学んだは良いが、知識だけが集まるばかりで臨床に活かしにくい・・・」
そういった情報・知識を、本セミナーでは、リハビリテーションの治療技術の中に生かす方法も学んでいきます。
今回のセミナーで得られる要素
・体幹についての基本的な解剖学
・体幹からの動きの連鎖
・四肢の動きを有効に利用するための体幹の動き
・アウターマッスルとインナーマッスルの関係性を応用したアプローチ
・クライアントの反応の詳細な変化を感じ取る手、感覚を構築する
・知識と現象を統合していくための思考方法
※本セミナーは実技を含みます。
動きやすい服装をご持参ください。