心不全に対する心リハの進め方|エポック心リハスクール#932
真鍋 周志 先生
理学療法士 / 呼吸療法認定士 / 認定理学療法士(呼吸、循環器) / 心臓リハビリテーション指導士
心不全のリハビリテーションであなたは悩んでいませんか?
『心不全患者さんのリハビリテーションは何をして良いかわからない』
そんな声を臨床でもセミナー後の質問でもよく耳にします。
『結果的に、ただ歩くだけになってしまっている…』
あなたもこのような疑問や不安を感じていませんか?
それが問題と感じてはいても、どうしてよいか分からないという現状があるようです。
このセミナーの到達目標は
『心不全の病態と治療を理解して心臓リハビリテーションを実践できるようになる』
ことです。
このセミナーを受講することで、以下のことが身につきます。
・運動療法と廃用予防の違いが分かるようになる
・心不全患者さんになぜ心臓リハビリテーションが必要なのかが理解できる
・安全で効果的な心臓リハビリテーションを提供できるようになる
心不全の病態と治療が分からないから運動処方が消極的になる
心不全患者さんのリハビリテーションで多くの方が消極的になってしまう理由は『良く分からない』からです。
極端に言うと、心不全の患者さんと肺炎の患者さんの違いが分かっていないのです。
病態把握は医学的知識を必要とします、医学書を読み解くのは理解力が求められます。
このセミナーでは最大限までかみ砕いて解説しますので、病態とそこからわかる心不全の治療を理解しましょう。
そうすることで、初めて医療スタッフとして心不全に携わり、自信をもってリハビリテーションを提供することが可能となります。
このセミナーを受けて欲しい人は以下のような方です。
○心不全が何なのか分かっていない
○心不全患者さんだからといって特別配慮せずに離床プログラムを実施している
○医師がどのように考えて治療しているのか分からない
○心不全患者さんに心臓リハビリテーションを提供できるようになりたい
心不全の病態と治療を理解すれば、心臓リハビリテーションを提供することは難しくなくなります。
安全で効果的なリハビリテーションを提供できるようになりましょう!
セミナープログラム
①心不全の治療について
治療は薬物療法、食事療法、運動療法の3本柱です
標準的に使われる薬物療法の機序と目的とその効果についてお話します
食事療法については栄養指導をふまえてお話します
そして、我々が行う運動療法の効果と方法について説明します
②心不全患者の心臓リハビリテーションの実際
1の内容をふまえて、実際に心臓リハビリテーションをどのように実践していくかを学んでいただきます
症例も交えて臨床的に解説していきます
③症例検討(グループディスカッション)
このセミナーで学んだことの実践トレーニングです
ZOOMで少人数のグループに分かれて話し合って頂きます、顔は出す必要はありません
ぜひ積極的にディスカッションしてください
