なぜレントゲンをセラピストはチェックすべきなのか?
レントゲンはセラピストが見るものではなく医師が確認するものでは?
そう感じておられるセラピストは多いのではないでしょうか?
なんでレントゲンの診かたをセラピストが見れるようにならなければいけないのか。
こうした悩みを抱えている方もおられると思います。
確かにレントゲン評価は医師が行うものであり
我々は診断をすることはできません。
しかし医師と同じ目線で患者様の状態を確認することが
リハビリを進めるためには必要なことはわかるはずです。
今日はこうしたお話をさせていただきます。
変形性膝関節症ではどの程度の痛みが出るかを予測できていますか?
今日は変形性膝関節症をピックアップしてお話してみたいと思います。
変形性膝関節症の患者様のリハビリを担当したことが無いという方は少ないと思います。
変形性膝関節症の多くの患者様は膝に痛みを呈しており、
リハビリに通われている方はこれから手術を控えている方から、進行の予防を目的に通われている方と様々だと思います。
こうした変形性膝関節症の患者様のリハビリを担当するうえで、
その患者様の膝の痛みは治せるものなのか、それとも手術適応なものなのかをきちんと理解できていますか?
変形性関節症にはGradeというものがあります。
Gradeは1~4段階に分けられており、基本的に変形性膝関節症と診断されるのはStage2からと言われています。
あなたの患者様の膝は骨の変形が出現してしまっているものなのか、
それともそうではなく、筋・筋膜性由来の痛みなのか、
そうした評価を我々もきちんとできることが、セラピストにも必要ではないでしょうか?
こうしたレントゲン評価は膝だけではなく、整形外科疾患全般に言えることだと思います。
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