訪問現場で活躍するために重要なこととは?
訪問リハビリ現場において、我々セラピストはリハビリ以外の知識も徹底的に身につけておかなければいけません。
- ADL評価技術
- リスク管理
- 患者様家族や他職種との連携
徒手的な知識や歩行介助だけでは訪問現場では活躍できないことを私自身が身に染みて感じました。
こうした訪問現場で必要な知識をあなたには徹底的に学んでおいてほしいと感じますので、今日は訪問現場で重要なことについて解説します。
訪問リハビリテーション現場で重要な技術とは?
私は訪問リハビリ現場で一番重要な技術は、患者様に対する配慮だと思います。
患者さんの自宅というプライベートな空間で行われるということを
まず理解すべきだと感じています。
そうすることで患者さんとの信頼関係を築くことが極めて重要です。
リハビリが効果を発揮するためには、患者さんが安心して自分の状況を話せる環境を整えることが不可欠なのですから。
訪問時には、まずはリラックスできる雰囲気を作り、オープンなコミュニケーションを心がけましょう。
そして何より、患者さんの家族や介護者との連携も重要です。
家族がリハビリに参加することで、患者さんのモチベーションが向上することが多いと感じています。
リハビリの内容を家族に理解してもらい、日常生活の中でもサポートを受けられるようにすることが、患者さんの回復を助ける大きな要因となります。
家族とのコミュニケーションを大切にし、必要な情報をしっかりと伝えることが求められます。
訪問リハビリ現場で覚えておくべき技術とは?
訪問リハビリ現場では私たちは一人で患者様の状態をチェックできる技術が求められます。
そのため、状態の異変を感じた場合、どのように対処すべきかを知っておく必要があります。
- バイタル測定に伴う状態異常
- SpO2の変化に伴う状態のチェック
- フィジカルサインの変化
こうしたことはぜひチェックできるようにしておかなければ
患者様の状態をきちんと把握することはできません。
リハビリ中に急変してしまうということは避けたいですよね?
訪問現場でチェックしておいてほしい場所とは?
さて、訪問現場においてチェックしておくべきことはどこでしょうか?
患者様のsフィジカルアセスメントはとても重要ではあります。しかし在宅においてとても重要なことは「転倒しない環境調整」がとても重要になります。
意外と盲点である場所として、カーペットの切れ目です。
こうした場所につま先を引っかけることで転倒するということは少なくありません。
冬の時期は特に寒いため、服を着こみなかなか足元を見れないという問題を抱えています。そのためカーペットの切れ端で引っかけるという状態がありますので、調整しておかなければいけません。
こうしたことは訪問現場ではとても重要だと感じています。
私自身病院で働いているとこうしたことに目がなかなか向かなかったという現状があり、現場で学ぶことは多かったので、もしあなたが同様の内容で悩んでいるのであれば、訪問現場のスペシャリストで活躍されている先生の講習会に参加してみてはいかがでしょうか?
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