脳血管疾患における上肢の動きは巧緻動作だけでなく歩行にも関係する理由とは?
手の役割は日常生活の中で様々な役割を担います。
単純に列挙してみても、これらの役割を担うのが容易に想像つくことでしょう。
- 把持
- 把握
- 操作
- 知覚探索
- 持ち運び
- 指折り
- 歩行時のバランスを調整するアームスイング
- コミュニケーション
など日常生活に欠かせない多くの役割を担います。
こうした機能は脳卒中片麻痺になることでなかなか日常生活の中に参加させることが難しく、どうしても非麻痺側のみで対応してしまうという問題を抱えます。
しかしながら作業活動の中に以下に上肢を参加させるかという問題は
とても重要な役割を担っているのもあなたもご存じのはず。
それをいかに治療場面で対応していくかを、学んでみませんか?
脳血管疾患における上肢機能の評価はなぜ必要になるのか?
上肢機能と体幹機能は切り離して考えることはできず、特に姿勢維持機能の理解は、その関係性を捉えるうえで避けて通れない重要な要素です。
私たちは日常生活の中で物に手を伸ばす「リーチ動作」を頻繁に行っていますが、この動作は単純な上肢の運動ではなく、全身の協調によって成立しています。
リーチ動作は、上肢の長さの範囲内で完結するものと、上肢長を超えて行われるものに大別できます。前者では比較的体幹の動きは小さく、上肢機能が中心となりますが、後者では重心が支持基底面から外れやすくなり、姿勢制御が大きく関与します。
特に側方へのリーチでは、頭頚部や体幹の立ち直り反応、支持性が不十分だとバランスを崩しやすくなります。
つまり、上肢の可動域や筋力だけでなく、体幹の安定性や姿勢調整能力を含めて評価・介入することが、実用的な上肢機能の改善には必要になるのです。
上肢機能は作業行為だけでなく歩行にも関係します
前述したように上肢機能は巧緻動作だけでなく、バランス能力や体幹機能、特に胸椎の動きにも関与します。
そのため歩行動作の獲得にもとても重要な役割を担うと北山先生はお話しくださっています。
エポックセミナー事業部では、こうした上肢機能に対するアプローチを
ADL動作練習法と上肢のリーチ機能編という二つに分けてご紹介しています。
北山先生は山梨リハビリテーション病院で課長として働かれた後、甲斐リハビリテーションクリニックで副院長を歴任され、現在は森山脳神経センター病院で若手の育成に取り組まれているボバースセラピストとして有名な先生です。
ぜひあなたもこうした技術を徹底的に研鑽してみませんか?
あなたのご参加を心よりお待ちしています。
脳卒中片麻痺の上肢機能評価とADL動作練習の臨床応用|一括申込

講師:北山 哲也 先生
森山脳神経センター病院 / 理学療法士 / IBITA / JBITA Bobath Basic Course Instructor