整形外科疾患であっても急にSpO2が低下する可能性を頭に入れていますか?

呼吸器疾患だけでなく、脳血管疾患や心疾患など様々な疾患において

血中酸素飽和度SpO2が低下する現象を経験したことがあると思います。

あなたはその低下の原因や理由についてきちんと考察を行えていますか?

 

毎日チェックしていることであっても、どうしても意外と見落としているということも少なくありません。

同じSpO2が98%であっても、呼吸状態や酸素投与条件によって解釈は異なります。

今日はこうしたことについて少しお話をさせていただきます。

 

血中酸素飽和度が低下している原因をきちんと理解しよう

「私が担当している患者様は整形外科疾患だから、SpO2は測定しなければいけないけど、基本的にはスルーで大丈夫です。」

と、このように思っていませんか?

 

患者様は毎日状態が変化しやすい状態にあります。

そのため、どういったことが原因で状態が悪化するのかが予測がつかないといったことも少なくありません。

事実、毎週訪問に伺っている患者様で普段は問題ないように感じていても、今日訪問したら「何かおかしい」と感じるということも少なくありません。

 

こうしたちょっとした患者様の変化に気づけるのか、

その変化に対してきちんとアセスメントを取ることができるのか

それがとても重要なことなのです。

 

特にこうした酸素飽和度の変化に対して考えるべきことは

生理学的な内容になりますので、苦手意識を持っているという方も少なくありません。

そのためこうしたことをもしあなたが徹底的に学びたいと感じているのであれば、

こちらのセミナーをチェックしてみてください。

2024年9月11日、18日(水)20:00~21:30【オンライン開催】

基礎から学ぶ理学療法士・作業療法士のための呼吸リハに必要な生理学・低酸素血症の理解