脊椎圧迫骨折のリハビリはレントゲン画像のチェックを行うべき理由とは?
臨床の中でコルセットを付けているという患者様を担当したことはあると思います。
そうした患者様のリハビリを進めていく中で、患者様の脊椎の状態をきちんと理解しておかなければ
再骨折のリスクを抱えながらリハビリをしなければいけないことになるのです。
例えば患者様の脊椎の状態が不安定な場合、何を考えてリハビリをしなければいけないのでしょうか?
- 歩行練習は可能なのか?
- 階段昇降はしてもいいのか?
- ベッドの高さはどの程度に設定しなければいけないのか?
これらについて今日は考えてみたいと思います。
脊椎圧迫骨折のリハビリで考えておくべきこととは?
臨床の中で脊椎の圧迫骨折の病態をきちんと理解していますか?
硬性コルセットを装着している患者様に、靴を履く際にどのようなことを指導していますか?
先日こうした患者様が床に手を伸ばして靴を取って履いている場面を目にしました。
思わず患者様に声をかけ、腰の痛みについて確認をしましたが、こうしたことを先生から言われたことが無いという話をされていました。
実際のところ、道端で見かけた人なのでその患者様の病態はわかりません。
しかし、もし自分の患者様であったのなら、何度も指導を行うと思いませんか?
レントゲンからわかる圧迫骨折の程度を理解しよう
圧迫骨折の患者様を担当する理学療法士として、レントゲンをもとにリハビリ時の負荷設定を判断する際にまず注目すべきは骨折の時期と骨癒合の進行度です。
急性期で骨折線が明瞭な場合や椎体の前縁が著しく潰れている場合は、過度な負荷によって再圧潰や痛みの悪化を引き起こすリスクがあるため、基本的には安静と体位変換、ADL最小限の動作から開始し、疼痛の反応を見ながら段階的に負荷を上げていく必要があります。
次に、椎体の安定性を確認することも欠かせません。
圧潰の程度が高度で、後壁に変形や破損が認められる場合は、脊髄圧迫のリスクが高く、積極的な運動療法は控えるべきです。
一方で、椎体の後壁が保たれていて骨癒合が進んでいるような慢性期のケースであれば、全身状態を踏まえつつ、リハビリを進めていかなければいけません。
こうした脊椎の病態をきちんと理解し、レントゲン画像も見ながらどのような動作が危険なのか、どういったことを指導しなければいけないのか。
こうしたことをきちんと指導できるセラピストになりたいですね。
理学療法士・作業療法士のための椎体骨折の病態を理解したリハビリアプローチ
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