脊椎圧迫骨折のリハビリはレントゲン画像のチェックを欠かさず行おう
臨床の中でコルセットを付けているという患者様を担当したことはあると思います。
そうした患者様のリハビリを進めていく中で、患者様の脊椎の状態をきちんと理解しておかなければ
再骨折のリスクを抱えながらリハビリをしなければいけないことになるのです。
例えば患者様の脊椎の状態が不安定な場合、何を考えてリハビリをしなければいけないのでしょうか?
- 歩行練習は可能なのか?
- 階段昇降はしてもいいのか?
- ベッドの高さはどの程度に設定しなければいけないのか?
これらについて今日は考えてみたいと思います。
脊椎圧迫骨折のリハビリで考えておくべきこととは?
臨床の中で脊椎の圧迫骨折の病態をきちんと理解していますか?
硬性コルセットを装着している患者様に、靴を履く際にどのようなことを指導していますか?
先日こうした患者様が床に手を伸ばして靴を取って履いている場面を目にしました。
思わず患者様に声をかけ、腰の痛みについて確認をしましたが、こうしたことを先生から言われたことが無いという話をされていました。
実際のところ、道端で見かけた人なのでその患者様の病態はわかりません。
しかし、もし自分の患者様であったのなら、何度も指導は進めると思います。
脊椎圧迫骨折において脊椎の病態をきちんと理解し、レントゲン画像も見ながらどのような動作が危険なのか、どういったことを指導しなければいけないのか。
こうしたことをきちんと指導できるセラピストになりたいですね。
理学療法士・作業療法士のための椎体骨折の病態を理解したリハビリアプローチ