足部の評価はとても重要ですが靴にまで着目してますか?

変形性膝関節症は、膝の関節軟骨が劣化する病態であり、

疼痛や機能障害を引き起こすことがあります。

その予防には、ただ運動や体重管理だけでなく、靴の選択も重要です。

 

靴は膝にかかる負荷や圧力に影響を与えるため、変形性膝関節症予防に大きな役割を果たすため、靴の評価もきちんとしなければいけません。

その理由について解説してみたいと思います。

 

変形性膝関節症の予防のために靴の評価をする理由とは?

変形性膝関節症を予防するためには靴の評価がとても重要になります。

その理由は地面と唯一接地しているのは足部であり、足部の環境が変われば膝にかかる負担も変わります。

そのためには適切な靴の選択が重要になります。

適切な靴を選択するためには

第一に、クッションとサポートが必要です。適切な靴は、足のアーチや関節への負担を軽減する役割を果たします。

足裏のクッションやアーチサポートが備わった靴は、歩行時の負担を分散し、膝へのストレスを軽減します。

第二に、適切な靴は姿勢をサポートします。不適切な靴は歩行時の姿勢に影響を及ぼし、膝に余分な圧力をかける可能性があります。

適切な靴は、正しい姿勢を維持するために重要です。

 

第三に、靴の選択は歩行や運動の快適性に影響を与えます。

履き心地の悪い靴は、歩行や運動時の動作を制限し、膝に無理な負荷をかける可能性があります。

快適な靴は、自然な動作を促進し、膝への負担を軽減します。

 

要するに、靴の選択は変形性膝関節症の予防において重要な要素であると言えます。

適切な靴を選ぶことで、膝への負担を軽減し、健康な関節機能を維持することができます。こうした靴の選択について適切な評価方法を学ぶためのセミナーはこちらがあります。

 

若手セラピストのための足部・足関節の基礎知識・評価技術と靴の選定方法

講師:保井 亮汰 先生
みなみ台整形外科 / 理学療法士
/オーソティックスソサエティ認定フットケアトレーナー
/NPO法人presents

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。