インナーマッスルを鍛えるために覚えておきたいこととは?
運動療法においてインナーマッスル(単関節筋)を働かせることは
一つのキーポイントとなりますが、だからこそ難しい問題にもなります。
患者様の運動を評価するとアウターマッスル(多関節筋)が過剰に働くことで
関節運動にズレが生じ、可動域制限や痛みなどが出現します。
こうした問題を解決するために、どのようなトレーニングをすべきなのでしょうか?
本日はこうしたことを解説してみたいと思います。
インナーマッスルを鍛えるために重要なこととは?
リハビリ現場においてアウターマッスルを過剰に働かせている場面をよく目にします。
こうした状況はインナーマッスルが働いていないことにより、に関節筋が過剰に働いているという状況をよく目にします。
インナーマッスルを鍛えると、姿勢の改善が期待できます。
特に体幹部にある「腹横筋・多裂筋・横隔膜・骨盤底筋群」を鍛えることで、脊柱を支え、姿勢を改善し、身体の軸を安定させる効果が期待できます。
こうしたトレーニングを行うためには、呼吸を意識し、しっかり大きな息をさせながらリハビリを行うことが重要です。
インナーマッスルを鍛えるためにはこうしたアプローチを考えてみましょう。
他にも情報を知りたいという方はこちらのセミナーがおすすめです。
リハビリ技術の向上に必要な軟部組織の評価と運動療法|過緊張筋の抑制と自動関節可動域運動

講師:荒木 茂 先生
(PTオフィス荒木 / 理学療法士)