股関節の拘縮を解消するために必要なこととは?
股関節の拘縮は痛みや不自由さを引き起こし、日常生活に大きな影響を及ぼします。
主な原因には、加齢、運動不足、外傷、手術後の癒着などがあります。
特に、長期間の安静や不適切な姿勢が拘縮を悪化させます。
特に股関節は人体最大の荷重関節であるからこそ、痛みがない状態でしっかりと支えられる安定性が求められますが、
リハビリが難しいと感じておられる方も少なくありません。
そのために覚えておくべきことは何かを今日は解説します。
股関節の拘縮を解消するために必要なこととは?
股関節の拘縮は、日常生活に多大な影響を与える問題ですが、
適切な運動療法を行うことで改善が期待できます。
ストレッチや筋力トレーニングを取り入れ、定期的に運動を行うことが重要であり、各患者様に応じたプログラムをきちんと設定する必要があります。
そして股関節疾患を診ていく際には,股関節のみに目を向けるのではなく、広く骨盤や腰椎を含めた複合体としての関連の中で診ていく必要があります。
股関節の拘縮は、歩行や立ち上がり動作を困難にし、
転倒のリスクを高める要因にもなります。
また、身体の自由が制限されることで、心理的なストレスや不安感を引き起こすこともあります。
股関節疾患だからと言って股関節ばかりに気が取られてしまうと、
なかなかリハビリがうまく進みませんので、広い視野を持って対応するようにしていきましょう。
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