脳科学で読み解く歩行動作|評価とアプローチが変わる視点とは
- 早期離床・早期歩行が求められている急性期
- 歩様の改善や歩行速度の獲得が求められている回復期
- 日常生活において実用的な歩行の獲得を求められている維持期
脳血管障害を呈している患者様を担当しているのであれば
脳科学的に歩行や姿勢制御を理解して
評価・アプローチをすすめていかなければいけません。
そのためには
脳画像のみかたから歩行周期の基本的な運動学や解剖学、
姿勢制御や認知機能面、情動面について
きちんと評価できるようにならなければいけません。
そのためにはどのようにすればいいのでしょうか?
なぜ脳画像から歩行を予測すべきなのか?

脳血管疾患のリハビリを進めるうえで、脳画像のチェックをするべき理由があるのをご存じですか?
臨床に出て、脳画像やレントゲンは医師が確認するものという認識は、一般的にはそう知られています。
しかしながら、我々は予後予測をしていかなければいけません。
最終的にあなたが担当している患者様が歩行が可能なのか、歩行自立が可能なのかを判断していかなければならないのです。
そうした中で、脳画像をチェックするということはとても重要になります。
- どの程度の損傷なのか?
- どこに損傷が起こっているのか?
- いつ脳に損傷を起こしているのか?
- 過去に起こした脳卒中の問題はどこにあるのか?
こうしたことを総合的に判断するためにも脳画像の評価はとても重要になるのです。
脳卒中片麻痺患者様の歩行障害を考えるために必要な技術とは?

脳は多くの部位が神経線維でつながり、精密な神経回路を通じて連携しながら機能しています。
私たちが普段何気なく行っている「立つ」「歩く」といった動作も、
脳内のこうした複雑なネットワークによって制御されています。
しかし、脳卒中が起こるとこの神経回路の一部が損なわれ、
動作や感覚に障害が生じます。
ただし、すべての機能が一度に失われるわけではなく、
一部の神経回路は損傷を免れていることがあります。
リハビリテーションでは、この残された機能を活かして再び動作を獲得していくことが重要です。
つまり、脳の働きを見極めながら、活用できる神経回路を使って再建を目指す戦略が、回復への鍵となるのです。
脳を“ネットワーク”として捉え、システム全体をどう活用するかを考える視点が、これからのリハビリには求められています。
歩行練習の進め方を見直してみませんか?

早期離床・早期歩行が推奨されている中、本当にがむしゃらに歩行練習をすべきなのか?
そう思うような患者様は少なくありません。
今歩行練習を積極的に進めるべきなのか、
それとも別の練習から始めるべきなのか。
こうした判別は脳科学的に考えていく必要があります。
例えば脳卒中片麻痺患者様で循環機能にも問題を抱えているような患者様に対して
あなたはどのように関わっていきますか?
こうした状況に応じた対応を進めていくことがとても大切になります。
エポックセミナーでは4日間で徹底的に脳卒中片麻痺患者様の歩行障害に対するアプローチ技術を学んでいただくことができますので是非チェックしてみてください。
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講師:吉尾 雅春 先生(千里リハビリテーション病院/副院長 / 理学療法士)
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