【今週末開催】高次脳機能障害の特別講習会をご紹介

脳血管疾患の患者様を担当する理学療法士・作業療法士は非常に多く、

臨床の中で高次脳機能障害に関わる機会も少なくありません。

高次脳機能障害は、身体機能の障害とは異なり外見から分かりにくいことも多く、

脳血管疾患のリハビリテーションを進めるうえで大きな影響を及ぼすことがあります。

 

実際の臨床では、

「指示を理解しているように見えるのに動作がうまくできない」

「注意が続かず訓練に集中できない」

「同じミスを何度も繰り返す」

といった場面に直面し、思うようにリハビリが進まず悩んだ経験を持つセラピストも多いのではないでしょうか。

その背景には、運動機能だけではなく高次脳機能の問題が関係している場合があります。

 

しかし一言で高次脳機能障害といっても、その症状は非常に多様です。

注意障害、記憶障害、失語、失行、失認、遂行機能障害など、障害される機能によって患者様の行動や生活への影響は大きく異なります。

そのため、単に「高次脳機能障害がある」と理解するだけでは不十分で、それぞれの症状の特徴を理解することが重要です。

臨床で適切に関わるためには、まず高次脳機能障害とは何か、そしてどのような症状が現れるのかを整理して理解しておくことが欠かせません。

今日はこうしたことについて解説してみたいと思います。

 

脳血管疾患のリハビリは高次脳機能障害を理解しなければリハビリは進まない

急性期脳卒中を発症した患者さんのうち、約80%が何らかの高次脳機能障害を呈すると報告されています。

こうした障害は日常生活や社会復帰に大きな影響を及ぼすため、早期からの評価とリハビリテーションが非常に重要となります。


急性期リハビリテーションの現場では、脳卒中だけでなく、低酸素脳症や脳症など脳器質性病変を伴う疾患に携わる機会も少なくありません。

これらの患者さんも同様に高次脳機能障害を呈し、治療経過や予後に大きな影響を与えることが知られています。


高次脳機能障害は機能予後不良因子の一つであり、臨床での理解と対応力が求められます。

その症状は多岐にわたり、注意障害や記憶障害、半側空間無視のように日常的に遭遇するものから、視覚失認や観念失行といった比較的まれな症状まで幅広く存在します。


こうした症状を正しく評価し、適切にリハビリへつなげるためには、理論と臨床を踏まえた体系的な知識が不可欠です。

 

エポックセミナーでは、高次脳機能障害の知識を分かりやすく徹底的に解説いただけます。高次脳機能障害に関する理解を深めたい方は、ぜひご参加ください。

 

作業療法士のための脳科学的視点から学ぶ高次脳機能障害リハビリテーション|無視症候群編(半側空間無視など)

講師:宮内 貴之 先生(湘南医療大学保健医療学部リハビリテーション学科作業療法学専攻 専門作業療法士(脳血管障害)



 

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