組織損傷の程度を把握するために画像読影は必要です

手術後の組織下の状況というものは、表層からは理解できない状態だと思います。

先日TKA術後の患者様が自宅復帰をされましたが、在宅でのリハビリで患者様の組織がなかなか修復していないのではないかという疑問を持ちながらリハビリをする機会がありました。

 

こうした患者様のリハビリを進めるうえで、組織の修復過程を理解することはとても重要であり、医師との情報共有はとても大切になります。

その時に医師と話をするうえで、こちらも状況を把握するために必要な画像のチェック方法を知っているかどうかで、医師との話は全然変わります。

 

もしあなたが今後、もっと治療がうまくなりたいと感じているのであればこの内容をチェックしてみてください。

 

なぜ理学療法士や作業療法士が画像を読むべきなのか?

そもそもレントゲン画像とCT、MRIは何が違うのかを理解していますか?

レントゲン画像をチェックすることで得られる情報は多岐にわたります。

しかしながら、レントゲン画像を見る方法を教えてもらう場所もなければ、学んだことが無いという方もおられるのではないでしょうか?

 

骨折や損傷を指摘する医師による診断のための読影ではなく、

理学療法士や作業療法士に必要な運動機能評価として、画像読影はとても有用なツールなのです。

なぜなら骨の損傷や筋の損傷、腱や靭帯の損傷度合いを把握することで

運動負荷量をどの程度でおさめなければいけないのかがわかるからです。

 

組織の回復が遅い状態で、損傷度合いの激しい組織に過負荷を与えてしまうとどのようなことが起こるかは容易に想像できますよね?だからこそ画像読影はとても重要になるのです。

 

もし今後あなたが急性期で働くのであれば、組織の損傷度合いを確認するためにこのセミナーをチェックしてみてください。

2024年11月7日(木)20:00~21:30【オンライン開催】

若手理学療法士・作業療法士向け運動機能評価としての整形外科疾患画像の読影方法|組織損傷の読影のポイント